悲運な形で3位に。それでも西村は前を向いた(写真=多田哲平)
柏レイソルU-18のキャプテン、DF西村龍留(3年)は涙ながらに言葉を紡いだ。
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「率直に悔しいですけど、誰も責めることはできないですし……、これもサッカーなので、受け入れるしかないなと思っています」
第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会、横浜F・マリノスユースとの準決勝は悲運な形で幕を閉じた。
2-2で前半を終えると、雷が鳴り始め、次第に強い雨が降り出した影響で試合はそのまま中断。大会本部によって再開が検討されたものの天候の回復が見込めないため続行不可能との判断になり、大会規定による抽選の結果、対戦相手の横浜ユースの決勝進出が決まった。
柏U-18は、立ち上がりに2点を先行されながらも、27分にFW山本桜大(3年)のPK弾で1点を返すと、40+4分には、再び山本のMF中村拓夢(3年)のクロスに合わせた絶妙ヘッドで追加点。『さあ、後半は逆転だ』、そんな勢いにチームは乗っていた。
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▽第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第46回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会