横浜FC中村俊輔(写真=日本テレビ)
以下、応援リーダーに就任した中村の一問一答。
――応援リーダー就任依頼の話を聞いて。
応援リーダーのことは知っていました。純粋に嬉しかったです。すぐに「やらせて頂きたい」という返事をしました。
――今の高校サッカーは見ている?印象は?
前回大会は15、16試合くらい観ました。優勝した青森山田高校は、ハイボールで競ってセカンドボールを拾って、サイドで1対1を作ってクロスをあげて、といった得意な形を作ってやっているように感じました。全体的に自分たちの強み、ストロングポイントを高校サッカーでぶつけ合っている、という印象を受けました。見ていて面白いし、逆に自分も考えさせられましたし、初心に帰れた感じがして、すごく良かったです。
――桐光学園高校に進んだ時の心境、高校時代を振り返って。
最初は、他の部活とグラウンドを分けたり、ボールを使った練習があまり出来なかったり、戸惑いはありました。でも、そういった限られた環境の中で考えたり、工夫したり、行動に移したりすることで、高校時代に一番成長できたんじゃないかと思います。練習後の自主練習の大切さを知ったのも高校時代で、今も自分の一番大事な部分になっています。今の基盤になっているのは高校の3年間だと思います。