西武台のキャプテン長谷川智紀がPKを決めて決勝点を奪う

 後半に攻勢を強めたのが西武台だった。

 後半開始25秒で、エース和田の巧みな突破から風間のシュートチャンスを作り出すと、迫力十分の明秀日立の攻撃をいなし続け、29分と30分にも和田を起点に立て続けに守備を崩しにかかった。

 試合を動かしたのは34分。左サイドの仕掛けから3がペナルティエリア内でファウルを誘発。これで得たPKをキャプテンの長谷川がゴール左に突き刺した。明秀日立のGK宮本も鋭い反応を見せてシュートに触れたものの、それを弾き飛ばす強烈なシュートだった。

 その後、西武台は明秀日立の反撃をはね返しながら追加点を狙っていく。そのまま1-0で西武台の勝利で終幕。西武台は2連勝でグループリーグ突破を決めた。

 次戦の第3戦では、もうひと枠のグループ突破枠を懸けて、明秀日立とREVENGER'Sが相まみえる。

▽関連動画▽
【明秀学園日立高校 VS 西武台高校】
突き付けられた差。突破への希望を残して。