大阪高校キャプテンDF尾ノ後英知(写真=会田健司)
しかし、「10番の子(FW方志耀毅)が決めてくれたのでそこから勢いに乗って逆転できたんですけど、最後の失点はみんなの気の緩みかなと思います」
後半に一時は逆転するも、終盤にCKから失点しPK戦で敗れてしまった。
それでも大阪商大高はカテゴリーがひとつ上の相手。「僕らは4部で向こうは3部。逆にそっちの方が燃えて、練習でもみんなで盛り上げてやっていました」と尾ノ後が話したように、堂々とした戦いぶりを見せてくれた。
大阪はインターハイが終了した後に特進コースの3年生たちが引退。「チームの戦力もダウンしてしまったんですけど、そこからみんなで選手権と3部昇格に向けてやってきました」と仕切り直してこの選手権に挑んでいた。
「しっかりしているというよりかはチャラけている事が多い」というチームで「自分が楽しんでしまうと流されてしまうので、自分は怒ったりすることが多くて、"しっかりしないと"と思ってやってきました」さらに「コロナでチームの人数が揃わなかったりで中断したのもしんどかったですが、自分もチームに迷惑をかけてしまった」とコロナ禍で活動の難しさもある中で、尾ノ後はキャプテンとしてチームを引っ張ってきた。
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▽第101回全国高校サッカー選手権大阪予選
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