この日の試合で攻守にわたって光る活躍を見せた実践学園DF10百瀬健(3年)は「今週一週間がテスト期間で思うような練習を積み上げられなくて少し不安があったんですけど、昨日も含めミーティングを重ねてきました。関東大会予選とかインターハイ予選で負けた時に近い雰囲気があったので、“ここは言うしかないな”と。この3年間、部員や家族の思いも背負ってやってきたので。かなり時間をかけてチームメイトに声を掛けてきたことで、チームが1つになって今日の試合を迎えることができたのかなと思います。選手権ということで前半は硬さがあったんですけれども、後半の2点目で、より自分たちのゲームができるようになりました」と試合を振り返った。
今年のチームについて聞くと百瀬は「リーグ戦も思うような結果が出ていなくて関東予選もインターハイの予選も惜しいところで負けていたんですけれども、全員に“西が丘のピッチには絶対に立ちたい”という想いがあったので。勝ち続ければ自分たちはどんどん強くなっていくし、大きなものが出てくるチーム。ここから少し期間が空くと思うので、その間でしっかり積み上げていきたいです」と話した。
実践学園は西が丘で行われる準決勝で東海大高輪台と対戦する。
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▽第101回全国高校サッカー選手権東京予選
第101回全国高校サッカー選手権東京予選