PK戦ではGK増田吏玖が素晴らしい活躍を見せたが「本当に素晴らしい精神力を見せてくれたと思います。彼は主体的にGK陣をまとめて、練習もPKの準備なども考えてやってきてくれました。矢板中央にPKで勝つというのは、レアル・マドリードに勝つよりも難しいんじゃないかと(笑)。成長を感じました」と守護神を称賛した。
ロングスローをはじめとした矢板中央のセットプレーについては「もう練習からしっかりと対策はしていたんですけれども、それでもやられてしまうのが矢板中央さんの強さ。今日は本当に1センチ、2センチのところを頑張ったことで、得点を許さなかったのかなと思います」と話し、決勝について聞くと「矢板中央さんに勝ったことで、周りからは優勝したかのような反応があると思うんですけれども、自分たちはまだ何も成し遂げていないので。矢板中央の選手たちが悔しがる姿を見て、その思いも背負って勝たなければいけないと感じましたし、しっかり準備をして決勝に臨みたいと思います」と意気込みを語った。
▽第101回全国高校サッカー選手権栃木予選
第101回全国高校サッカー選手権栃木予選