【フォトギャラリー】前橋育英 vs 共愛学園

　決勝では後半途中からの出場ながら随所に光るプレーを見せた前橋育英MF7根津元輝(3年)は試合後「ケガもまだ完全に治っていない中で、なかなか自分のプレーもできずに出場時間も限られた中で、決勝戦は少なからずチームの雰囲気、流れを変えることができたのは良かったかなと思います。選手権までまだ少し時間があるので、しっかりコンディションを調整しつつ全国に臨めたらいいなと思っています」とコメント。

　インターハイを制してから苦しい時期も経験しつつ、チーム力を積み上げてきた。根津は「日本一になったことは自信にしてもいいと思います。ただしっかりとプライドを持って。簡単に負けることは許されない。強豪チームも予選で敗退しているところもあるので、“緩むことなく戦おう”という話はしていました」と話す。

　選手権に向けての意気込みを聞くと「今年はケガで苦しんで、今まで自分の思うようなプレーがなかなかできていないので、選手権にかける思いは誰よりも強く持っているつもりです。自分自身と厳しく向き合って、ベストコンディションに持っていけるように日々の練習を大事にやっていきたいと思います」と語った。