昌平は2年ぶり5度目の選手権出場を決めた(写真=多田哲平)
昌平は11月13日、第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選の決勝で東京成徳大深谷に1-0で勝利を収め、2年ぶり5度目の選手権出場を決めた。
今予選は4試合で18得点2失点。初戦となった聖望学園との3回戦を9-0で圧勝すると、準々決勝では立教新座に4-0の快勝。準決勝では埼玉栄を4-2で破り、この決勝では東京成徳大深谷に隙を見せることなく勝ち切った。
決勝では中盤の大黒柱とも言えるMF佐藤海空斗(3年)に代えて先発に抜擢した1年生アタッカーのMF大谷湊斗が決勝弾。さらに準決勝で負傷したDF上原悠都(1年)に代わって起用された右SBのDF田中瞭生(2年)が攻守に存在感を放つなど、層の厚さを改めて証明した。
もちろんFC東京内定のMF荒井悠汰(3年)や鹿島アントラーズ内定のDF津久井佳祐(3年)をはじめ、GK上林真斗(3年)、DF武村圭悟(3年)、MF篠田翼(3年)らレギュラー組もその実力の高さを示した。
今予選の優秀選手20人のうちには荒井、武村、篠田、大谷のほか、DF石川穂高(2年)、MF土谷飛雅(2年)、MF長準喜(2年)、FW鄭志錫(1年)の計8人が選出されている。
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第101回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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