藤島崇之監督もチーム力に自信を見せる(写真＝多田哲平)

　藤島崇之監督は「今年のチームは色がある選手が多い」と評す。

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　「相手によって自分たちで変化をつけながらやれる。パワーでこじ開けることもできるし、技術やコンビネーションも局面に応じて出せる。セットプレーもあるし、背後を取ることもできる。いろんなところから点が取れるのは今年の良さ」

　準決勝で苦杯を喫したインターハイ以降も、次々に新たなタレントが台頭し、陣容は盤石だ。

　狙うは当然夏のリベンジ。

　「(目標は)夏と同じステージとは言わない。やはり日本一を獲るという大きな目標を持って日々の活動をしています。夏にあのステージに立ったからこそ悔しさというものをより感じている部分もある。あと一歩が一番悔しいんだなと。インターハイではベスト4が3回、選手権は前回がベスト8で、攻めているなかでも取り切れないという悔しさもあった。そのクオリティを上げながら、かつ今年の色も出しながら、良いコンディションで日本一を目指して戦いたいなと」

　指揮官は悲願の全国優勝へ向けて意気込んだ。

(文・写真＝多田哲平)