関東一は最終節にすべてを懸ける(写真=多田哲平)
「ギリギリの勝負をモノにするために、どのチームも試行錯誤していると思うんです。単純にその試合に勝つということだけじゃなくて、チームとしてどれだけ成長していけるかだと思うので。そこが難しいところですよね」
それでも残留への望みが潰えたわけではない。5位の矢板中央(B)とは勝ち点1差で、逆転の可能性は残る。勝利が絶対条件の山梨学院高等学校との最終節にすべてを懸ける覚悟だ。
甲府戦のあと、選手たちは沈み切った様子でピッチを去ったが、それでも気持ちに整理をつけて大一番に臨むはずだ。
「なんとか、頑張ります」
言葉少なながら、小野監督の目からは闘志が消えることはない。最終節は12月3日。関東一の執念に期待したい。
(文・写真=多田哲平)
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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
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