試合終盤に追い付き、勝ち点1を掴み取った矢板中央(B)。高橋健二監督は試合後、「この勝ち点1は大きいですね。我々は(プリンス2部)残留に向けてアウェーに来たので。選手たちは本当に最後までよく頑張ってくれたなと。1点取られて落ちてしまうかなと思ったんですけれども、危ない場面もありながら体を張ってくれて、最後は本当によく同点に追い付いてくれたなと思います」とコメント。
矢板中央(B)は11月30日に13節の残り分でヴァンフォーレ甲府U-18とのアウェー戦、12月3日の最終節ではホームでの健大高崎戦を残している。最下位が降格する残留争いは現在5位。最下位(6位)の関東一と比べ残りが1試合多いとはいえ勝ち点1差。予断を許さない状況だが、高橋監督はそんな中で得た勝ち点1を喜び、「途中出場のFW高橋のゴール。残り15分くらいで出して、最後決めてくれました。いいシュートでした」と同点弾の高橋を称賛した。
インハイでは8強に進出したものの、選手権栃木予選は準決勝で敗退。大会6連覇を逃し、リーグ戦もモチベーションが難しい部分があったと言う。「選手権は負けてしまったんですけれども、3年生たちは気持ちを切り替えて後輩たちのために残留を目指して戦ってくれて。本当にこの勝ち点1は大きいです。気持ちのこもった熱いゲームをやってくれた。矢板中央の伝統を出してくれた」と明かす。
今シーズンから矢板中央(B)がプリンス2部に所属。改めてどういったシーズンだったかを聞くと「やっぱり2チームがプリンスリーグで戦うというのは正直厳しいものがありますね。これからいったん矢板に帰って翌日に13時30分から埼玉スタジアム第2でプリンス1部の試合。ただ、厳しいとは言っても気持ちで頑張るしかないです」と高橋監督は語った。
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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部