【フォトギャラリー】桐蔭学園 vs 矢板中央(B)

 このゲームで先制点となるPKを決めた飯島は「先制点を取れたのは良かったんですけれども、なかなか勝ちきれないのが自分たちの課題でした。最後はその甘さが出てしまったのかなと思います」と悔しさをにじませながら試合を振り返った。

 勝ち点3を逃したことは痛いが、最下位(6位)が降格する残留争いにおいては勝ち点1を得たのは大きい。桐蔭学園は最終節を残し勝ち点15の4位。最下位の関東一と勝ち点は3差ながら、得失点差は12開いており、勝ち点1を加えたことで、現実的には残留が濃厚という状況だ。しかし飯島は「まだ結果が出ていないので、最後まで緩めず、チーム全員で頑張っていきたいです」と気を引き締める。

 選手権予選では悔しい準々決勝敗退も、気持ちを切り替えリーグ戦の残留に目標を定めたと話す飯島。そして「インターハイにも出場できず、選手権予選でも負けてしまい、残っているのはこのリーグ戦しかなかった。去年の先輩たちが神奈川1部リーグから昇格させてくれたプリンス2部リーグ。自分たちの代での降格は絶対にしたくないので、とりあえず勝ち点1を取れたことは大きかったと思います。ただまだ終わっていないので、残り1節、絶対に勝って終わりたいです」と語り、最後まで戦い抜くことを誓った。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2022 関東2部