技巧派が揃う昌平のなかでも随一のテクニックを誇る(写真=多田哲平)
自らの活躍で年代最高峰リーグへの参戦権を引き寄せた長は、早くも来年度の戦いに向けて胸を躍らせている。
「楽しみです。もっと高いレベルでやりたいと、自分自身もチームとしても考えていたので、トップレベルのプレミアに上がれたことは誇りに思います。来年の昌平もプレミアで全然戦える自信がありますし、来年のほうが強いと言いたいくらいなんです。早くやってみたいですね」
特に対戦を心待ちにする相手が、今季のプレミアリーグEAST覇者である川崎フロンターレU-18。「自分たちとあまり変わらないサッカーですし、去年のプリンスで負けて悔しい想いをしているので、プレミアの舞台で借りを返したい」とリベンジに燃える。
見据えるのは日本一だ。
「点が決められるボランチを目指している意味で、きょうはドリブル進入から得点できたのは良かったですけど、セカンドボールの回収だったり、90分走り切る体力だったり、もっと改善すべきポイントはたくさんある。そこを改善してプレミアでも自分と(土谷)飛雅で日本一のボランチになるくらい切磋琢磨してやっていきたいです」
壮大な目標を語る長のさらなる飛躍に期待だ。
(文・写真=多田哲平)
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▽高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2022プレミアリーグプレーオフ(参入戦)