そして85分にはDF福井槙が放り込んだロングスローのこぼれ球を、再び木村が右足で合わせて追加点。そのまま3-1で勝ち切り、初優勝を遂げた。岡山県勢としても初の選手権制覇となった。

 一方で初の日本一を目指した東山は、数多くチャンスを作ったが、惜しくも及ばず。京都府勢として、1967年大会の洛北以来、55大会ぶりの全国優勝とはならなかった。 

▽第101回全国高校サッカー選手権
第101回全国高校サッカー選手権