安定したセービングと的確かつコーチングでチームを牽引した静岡学園のGK1中村圭佑(2年)は試合後「相手の方が球際も来ていましたし、チームとしてぬるかった。チームとしての完成度はまだまだ低いですけれども、ここからプレミアリーグなどに向けて成長できるように、日々高めていきたい」とコメント。
試合中はチームメイトに対し厳しいコーチングもあった。中村は「去年は言わなければいけないにもかかわらず言えない部分があった。そういう隙があったから県を勝ち上がることができなかった部分もあったので、今年は勝つために、成長するために、言わなければいけないことは何がなんでも言おうと思っている。そこは意識してやっている」と話すなど、チームのために憎まれ役もいとわない覚悟だ。
決勝に向けて意気込みを聞くと中村は「日本一が目標なんですけれども、そのためにはまず静岡県を勝ち抜かなければいけないですし、去年の選手権に負けてからは“自分たちの代で三冠を獲る”と言ってきたので、優勝にこだわって戦いたい」と力強く語った。
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▽令和4年度静岡新人戦（新人選手権大会）
令和4年度静岡新人戦（新人選手権大会）