準決勝試合終了約2時間後のキックオフという体力的には完全に不利な状況ながら、準決勝からのスタメンを2名入れ替えて臨んだ境はここまで無失点の自慢の守備で明秀日立にくらいつく。しかし明秀日立が前半18分に境の一瞬の隙をつき左からのクロスをFW11石橋鞘がヘディングで合わせて先制点を獲得。何とか同点に追いつきたい境は、ゴール前でのFKから頭で合わせ同点かと思ったが明秀日立GK重松陽がかろうじて触り、ゴールを守る。その後境はFK、CKなどのリスタートからチャンスが幾度か訪れるもゴールネットを揺らす事ができずにいると、前半終了間際にMF8長谷川幸蔵にゴールネットを揺らされ追加点を許してしまう。
後半風上に立った明秀日立は、開始早々から、攻撃をしかける。後半5、6分と立て続けに、MF26尾上陸が追加点を奪うと、その後も3得点を重ねた明秀日立。後半に足が止まってしまった境は、なんとか一矢報いようとMF10片野雅斗がドリブルで明秀日立ゴールに迫るもネットを揺らす事は出来ず。7-0の大差で明秀日立が勝利し、5年ぶりに新人戦を制した。
▽令和4年度茨城新人戦(新人選手権大会)
令和4年度茨城新人戦(新人選手権大会)