【フォトギャラリー】大成 vs 昭和第一学園

 勝利した大成の豊島裕介監督は「本当に苦しかったですね。久しぶりの新人戦地区予選だったので、雰囲気も含めて、前回とは違った景色だったなと思います。昭和第一学園さんもしっかり戦ってきて、お互いリスペクトして試合をしたんですけれども、決めるべきところで決めていればもう少しラクなゲームにはなったかなと。今日出ていたメンバーの中にも高体連の一発勝負のトーナメントが初めての選手もいて、何かしらの緊張もあったと思うんですけれども、その辺りでサッカーの難しさを感じました」とコメント。

 その中でも80分で勝ち切ったことは大きい。豊島監督は「今日は1点を争うゲームになると思っていたので、いつ取れるかが重要だという話は選手たちに話はしていました。彼たちもそれは理解していて試合に入っていたと思うんですけれども、PKまで行かず、残り5分でしっかり決めることができたのは良かったかなと思います」と話す。

 新たなシーズンの目標について聞くと豊島監督は「今年は真面目な子たちが多くて、いろいろなことができるチームだと思っています。チームとして設定していることは“自立”。選手権の時には“自分たちでゲーム中に改善していく力を身に付けられるように”ということで、こちら側からはあまり情報を与えていないんです。選手たちがしっかり自立できれば、苦しんだ去年を越える力を付けてくれると思っています。もっとハードワークできる選手たちなので楽しみです」と語った。

▽令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和4年度東京新人戦(新人選手権大会)