武蔵越生のGK田中然(写真=古部亮)
2月11日、令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)県大会の1回戦で、2-0の無失点で花咲徳栄に勝利した武蔵越生。昨年インターハイ予選はベスト4、選手権予選はベスト8、S1(埼玉1部)リーグでは3位と埼玉県内のコンペティションでは近年上位にまで進出しており、埼玉県の強豪校として名を上げている。
その武蔵越生のゴールを守るのは新守護神の田中然。中学時代はFC深谷に在籍。172センチとGKとしては小柄だが、PKをストップするなど新チーム初の公式戦で攻守を連発し勝利に貢献した。
田中の1つ上の先輩には1年生の時から3年間ゴールを守った絶対的守護神の関根拓郎がいた。関根のサブGKとして、その先輩の背中を追っていた田中は大会前に「初戦だから硬くはなるけど、リラックスして」とアドバイスを受けた。その助言のおかげもあって「緊張はしたけど、大丈夫だった」と、試合を振り返る。
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▽令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和4年度埼玉新人戦(新人選手権大会)