先制ゴールを決めた履正社MF宇都宮翔菜太(写真=会田健司)
2月19日、第75回近畿高等学校サッカー選手権大会の準決勝が行われ、履正社(大阪1)は関大北陽(大阪3)をPK戦で破り決勝進出を決めた。
履正社は9分、ビルドアップから右サイドを崩すとDF2森田夢生(2年)がマイナスのクロス。これをペナルティースポット付近で受けたMF11宇都宮翔菜太(うつのみや かなた/2年)が前を塞ぐDF2枚のタイミングをずらしながら隙間を通す技ありシュート。これがゴール左に収まり、押し込まれていた履正社が先制に成功した。
「森田のクロスが思ったよりマイナスに来てちょうど僕のところに来たので、後ろに倉田もおって"スルー!"って声も聞こえていたんですけど、あそこは得意なので自分でシュートに行きました」とゴールシーンを振り返ったMF宇都宮。午前中に行われた準々決勝の近江戦では途中出場となったが、この試合で先発すると相手の背後に顔を出し攻撃の起点になり、見事に先制点も決めた。
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▽第75回近畿高等学校サッカー選手権大会
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