3月10日、J-GREEN堺で行われていたU-15日本代表候補のトレーニングキャンプが終了した。

【フォトギャラリー】U-15日本代表候補トレーニングキャンプ@J-GREEN堺の最終日

　この年代の選手たちにとって初めての代表活動となった今キャンプ。2年後のU-17 FIFAワールドカップを目指し、3月6日(月)に始動したチームは、3日目にはヴィッセル神戸U-18、履正社とトレーニングマッチを行い、最終日となったこの日は紅白戦を実施。最後のアピールの場となった3チームによる紅白戦(20分1本総当たり)は強度も高く、実戦さながらにゴールを目指し選手たちが汗を流した。

　1本目(白vs緑)は緑チームのFW吉田湊海(FC多摩ジュニアユース)が裏への抜け出しでチームを引っ張り、2ゴールの活躍。同チームのMF原湊士(サンフレッチェ広島ジュニアユース)も右サイドでキレのあるプレーを見せると、2列目からの飛び出しでゴールを決めた。2本目(白vsオレンジ)はオレンジチームのFW田中陽瑛(横浜Ｆ・マリノスジュニアユース)が前線で躍動。積極的なシュートで1点目の起点になると、PKを獲得し決めるなど能力の高さを見せつけた。3本目(オレンジvs緑)はセットプレーから緑チームが2ゴール。MF原もこの日2点目となるゴールを決め緑チームが2連勝を飾った。