神村学園DF吉永夢希(写真=会田健司)
3月12日、J-GREEN堺でBlue Wave SPECIAL BOUT ECLOGA 2023 大阪 春の陣の決勝が行われ、神村学園は昌平に1-3で敗れ惜しくも優勝を逃した。
前日の一回戦で静岡学園と打ち合いを演じ、4-3で競り勝った神村学園。決勝では開始3分に右CKからFW13西丸道人(2年)が頭で合わせ先制するもその後の決定機を決められず、逆に昌平に3失点を喫した。2試合で6失点と守備に課題が見つかった神村学園だが、FW西丸道人(2年)とFW名和田我空(1年)を中心とした攻撃陣は好調。そして左サイドからの攻撃参加ではDF吉永夢希(2年)が好機を演出。U-17日本代表にも選出される左SBは1回戦の静岡学園でゴールも記録した。
神村学園DF吉永夢希(写真=会田健司)
吉永は「強いチームと沢山出来て課題も良いところも見つかったので、プレミアに向けて改善していきたいと思います。攻撃の面では良かったですが、守備の面では個人のところで距離が遠くてやられてしまった」と攻撃面には手応え、守備面では課題を口にし、「優しくて人に(意見を強く)言えない選手が多いので、それが言えるようになればもっと強くなれる。僕や(西丸)道人が言っていかないといけないと思っています」と話した。
「もっと点を取ってクロスの質も高めたい。ジョルディ・アルバ(バルセロナ)みたいに攻撃に絡んで、毎回結果を残せる選手になりたい」と意気込む吉永。「このチームはまだまだ成長段階なので、もっともっと積み上げていきたい」と開幕が一ヶ月を切ったプレミアリーグを見据えた。
(文・写真=会田健司)
▽Blue Wave SPECIAL BOUT ECLOGA 2023 大阪 春の陣
Blue Wave SPECIAL BOUT ECLOGA 2023 大阪 春の陣