韮崎の小泉圭ニ監督
3月29日、埼玉県内外から強豪24チームが参加した第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバルの最終日が行われ、古豪・韮崎(山梨)は聖和学園(宮城)に決勝で敗れるも第3回(昭和57年度)、第8回(昭和62年度)大会の3位を上回る準優勝で大会を終えた。
高校時代に選手として同大会に出場したという同校OBの小泉圭ニ監督は、「昨年はコロナの影響で参加できませんでしたが、私が監督になって、こうして伝統ある浦和カップに初めて参加できたことに大変感謝しています」と感慨深く語った。続けて「全国の強豪校と緊張感のある試合を多くでき、一戦一戦戦うごとに、選手たちの成長を実感することができました」とこの3日間の充実ぶりを口にした。
今大会の韮崎は予選リーグから準決勝まで全5戦で僅か2失点と組織的に粘り強い守備から攻撃に繋げるスタイルを披露。決勝では聖和学園相手に2失点を喫してしまったが、この時期に必要な課題の確認ができたはずだ。今大会の経験を糧に、4月から始まる新シーズンの躍進に期待したい。
▽第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第42回浦和カップ高校サッカーフェスティバル