4月1日の高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関東1部第1節・帝京(東京)戦では、勝利こそ得られなかったものの2点のビハインドを追いついてのドロー。後半初めまでは帝京の技術に苦しむ場面が長かったが、60分以降に自慢の運動量を発揮して相手を押し込んでいった戦いぶりには、確かな実力をうかがわせた。

 健闘の背景には、昨季つけた自信がある。

 篠原利彦監督は「今までのうちは、帝京さんのような強豪とやるとなるとビビってしまっていた。でも今は、ウチだって『代表選手がいる』とか『プロ出している』と、そういう姿勢になり、これまであった先入観がなくなりましたね」と選手たちの精神面の成長を明かす。

 当然、昨季1部で2位となった帝京を相手に好ゲームを演じたことも、選手たちの自信を深める要素となったはずだ。

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▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関東1部
高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関東1部