実践学園は関東大会予選で準決勝進出を決めた(写真＝多田哲平)

　「まず学校生活をしっかりする。担任の先生や教科担当の先生に『頑張って』と言ってもらえる人になろうと。そもそもサッカーは好きだから当然頑張れるけど、それ以外でも頑張っている子たちはやっぱり応援したくなるものですよね。当然のことなんですけど、改めてそこを徹底するつもりです」

【マッチレポート】実践学園 vs 都立東久留米総合

　そう話す新指揮官に率いられたチームは4月22日の令和5年度関東高校サッカー大会東京予選準々決勝で都立東久留米総合に4-0の快勝を収めた。見せつけたのは球際のデュエルと巧みなゲーム運び。しかも今季初の完封勝利とあって、小さくない手応えを掴んだはずだ。

　次に挑むは、関東大会への切符をかけた東海大高輪台との準決勝。「(東海大高輪台は)守備もしっかりしていて良いチーム。タフなゲームが想像されます」内田監督は警戒を強めている。新体制となって初めて迎えるトーナメントで好スタートを切りたいところだ。

　準決勝は4月29日の12時15分、駒沢第二球技場にて開催される。

(文・写真＝多田哲平)