巧みなポジショニングが活きた。いつもの4-3-3システムでは右ウイングだが、この日は3-5-2システムの前線に入った。右に行ったり左に行ったり、さらにボールを受けに下がったかと思えば、次はDFの背後を抜け出す。その神出鬼没な動きで実践学園のDF陣を惑わせた。
「身長は高くないけど、すばしっこいのが自分の特長。いつも相手が嫌なプレーを心掛けています。きょうは(2トップの相方)ブライアンが収められるので、その周りでサポートすることを意識しました。ブライアンの前で受けたり裏を狙ったりしていました。イメージはマンチェスター・シティの(フリアン・)アルバレス。ハーランドを中心にその周りを動き回るみたいな」
アルゼンチン代表FWをモデルとした鋭い動きで相手の裏を取った見事な一発だった。
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▽令和5年度関東高校サッカー大会東京予選
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