さらに後半も、ほとんど関東一に決定機を作らせず、試合を優位に進める。52分にはCKの流れから混戦が生まれたところで、最後はFW佐藤佑哉が押し込み追加点を奪取。

 それでも80+1分、関東一が土壇場で同点に。ペナルティエリアすぐ外で獲得したFKをFW加藤慧がゴール左に突き刺した。

 しかし東久留米総合は2-2で迎えた延長戦に勝負強さを発揮。前半2分、左CKからDF宮下耀太が勝ち越し点を奪うと、そのまま3-2で競り勝った。

 見事に勝利した東久留米総合は1次トーナメント突破。5月27日から始まる2次トーナメント進出を決めた。

 一方で昨年は都予選を制して全国大会に出場した関東一は、2次トーナメントを前に早くも姿を消すことになった。

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選