磐田東のMF瀧井空(写真=多田哲平)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選の3回戦が5月20日に行われ、磐田東は静清にPK戦の末に勝利を収め、ベスト8進出を果たした。
土壇場で同点ゴールを奪いチームを窮地から救ったのは、10番でキャプテンのMF瀧井空(3年)。0-1のビハインドで迎えた終了間際の79分、左サイドからのクロスに合わせてヘディング弾を突き刺した
その後のPK戦で磐田東は5人全員が成功。相手の5人目が外して勝利が確定した瞬間に瀧井は喜びを爆発。「焦ってしまうところでしたけど、落ち着かせてしっかりゲームを成立することができた。PKは練習通り。一戦一戦成長できてると思う。成長がこの勝ちにつながった」と手応えを口にした。
昨年大会優勝校としてのプライドと意地がある。連覇という目標はプレッシャーではなくモチベーションにつながっているという。「2連覇を狙うというのは大事。去年を越えてやろうという気持ちがあります」と瀧井は思いをたぎらせている。
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▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選