PK戦で勝利が確定した瞬間、喜びを爆発させた(写真=多田哲平)
一方で昨年の無念も瀧井の原動力につながっているのは確か。
昨年のインターハイ予選では格上を次々に撃破するドラマチックな勝ち上がりで県制覇を果たして16大会ぶりに全国切符を掴んだ。ところが新型コロナウイルス感染症の影響により、全国大会の初戦を目前に辞退した。2年次にしてメンバーに入っていた瀧井も悔しい想いを味わっていた。
だからこそ今年に懸ける想いはより強い。「今年は必ず全国に行って磐田東のプレーをして、優勝までいけたらいいなと思っています」と力強く語った。
次戦、磐田東は準々決勝で清水桜が丘と対戦する。
(文・写真=多田哲平)
▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)静岡予選