金光大阪のキャプテンDF長瀬怜旺(写真＝会田健司)

【フォトギャラリー】金光大阪 vs 履正社

　試合後、キャプテンのDF長瀬怜旺(3年)は「リーグも2つ上だったので、チャレンジャー精神で気持ちで負けないようにと、みんなで言い聞かせて臨みました。入りで押し込んで1点取れたら。後半は上田大翔がロングスローも持っているのでそこでまた押し込めたらと作戦を練ってきました。(2-1になってから)押し込まれる時間帯は4バックも中盤も前も前プレが出来ていたので1失点で終われたと思います」と激闘を振り返った。

　「チャレンジ＆カバーは日頃から徹底するように言われているので、そこが効いたかなと思います」と175cmとCBとしては決して大きくない身体で相手の攻撃を跳ね返し続けた長瀬。「気持ちでは絶対に負けたくない」というキャプテンは「何事も全力です」とサッカー以外でも熱血漢。中学時代(RIP ACE)には"RIPのボイス番長"と呼ばれていたほど気合を前面に出すファイターだ。

　「先生方や色々な方にお世話になったので、恩返しが出来たことが嬉しかった」と試合終了のホイッスルが鳴った時の気持ちを振り返った長瀬。

　そんなキャプテンは「空中戦だったりの対人プレーをみて欲しい」と話し「みんな楽しみでワクワクしています。全国一位を目指します」と全国大会へ意気込みを語った。

　(文・写真＝会田健司)