静岡学園MF野瀬快(写真=会田健司)

 6月17日、静岡県で令和5年度東海高校サッカー大会が開幕。1回戦に臨んだ静岡学園(静岡1)は名経大高蔵(愛知2)に7-1で大勝し準決勝に駒を進めた。

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 前半から得点を重ねた静岡学園は26分で3-0とリード。しかし、32分にPKを献上するとこれを決めらてしまい名経大高蔵に反撃を許す。

 「正直、3点取ったことでチーム全体の気持ちが緩んでしまった」とはMF野瀬快(3年)。その野瀬は失点直後の33分、「今週はシュート練習を沢山して紅白戦でもミドルシュートを決めていたので、自分的に良い感覚があった」と強烈なミドルシュートをゴール左に沈める。チームを率いる宮本佳宜監督も「あそこでまた締まった」と評価した野瀬のゴールで流れを引き戻した静岡学園は7得点とゴールラッシュで初戦を突破した。

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▽令和5年度東海高校サッカー大会
令和5年度東海高校サッカー大会