開会式に出席した神村学園FW西丸道人(3年)主将は初戦を目前に控え「本当にここまで来るのも簡単ではなかったですし、色んな人の支えがあってここまでこれたと思っているので、最高学年として結果を残したい。今日のトロフィー返還を見て、自分も拍手する側ではなくされる側がいいと改めて感じたので、来年後輩たちにその思いをさせてあげるためにもここで結果を残すしかないと思っています」と優勝という結果を残し、後輩たちにトロフィー返還をさせてあげたいと、意気込みを語った。

 プレミアリーグ、インターハイ予選、九州大会とハードな日程で連戦を戦ってきただけにコンディションを保つのも難しかったが「難しい時期というのは必ずあると思っているので、去年もそういうのがありましたし、そういう時期だったと捉えている」と話した西丸は「プレミアの後期もありますし、インターハイは一発勝負なのでもっと強い熱量を持って勝ち進みたい」とコメントした。29日に初戦を迎える神村学園は1回戦で東邦(愛知)と対戦する。

(文・写真=会田健司)

▽令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)