昨年大会は4試合をわずか1失点で切り抜け、優勝に辿り着いた。当然昨年からレギュラーである雨野にかかる期待は大きいが、「去年優勝できたのは失点が少なかったのが大きい。今年も守備でリーダーシップを取って、まずは失点しないことを意識づけてやれたらいいなと思います」と意気込んでいる。
前回大会王者としてのプレッシャーは感じていない。「開会式でも『育英を倒してやる』という雰囲気は感じました。でも自分たちはチャレンジ精神を忘れずにやりたい。自分のなかでこの大会は重要。自分たちの代でも優勝したい気持ちは大きい。本当にこの大会にかけています」と強気だ。
連覇への鍵は間違いなくこの守護神が握っている。
(文・写真=多田哲平)
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令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)