帝京大可児のMF吉兼伶真(写真=多田哲平)
帝京大可児(岐阜)は7月31日、令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)の3回戦で桐光学園(神奈川1)に1-3で敗れ、大会から姿を消した。
負けていても、パスをつないで崩すスタイルにこだわった。キャプテンのMF吉兼伶真(3年)は「自分たちのサッカーをしないと、これから成長していかないので、少しのミスは承知で自分たちのサッカーをやりました。それで勝てたら良かったですけど、厳しかったです」と振り返る。
それでも、1回戦で西原(沖縄)を2-0を破り、2回戦で札幌第一(北海道3)を3-2で下し、そして桐光学園との3回戦を通じて、小さくない収穫を得た。「僕たちは今年は県リーグなので、全国に出られて、選手権に向けて良い収穫になりました。これから遠征で力をつけて、最後の選手権ではベスト8以上を目指してやりたい」と吉兼は言う。
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令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)