胴上げされる宮崎日大DF松下衣舞希

 横浜FCに内定するきっかけは、2年生の時に参加した横浜FCの宮崎キャンプだったという。同席した横浜FCの昼田宗昭GMは「最初は名前も知らない選手だったが、初めて見た時にボールを蹴る技術の6パターン、動きの動作の8方向も習得しており、その後、彼を追いかけていました。今年の1月に行われた国見との練習試合や2回の練習参加などを通して、将来100点以上の選手になっていけるのではないかと思い、オファーを出しました」と内定までの経緯を説明した。

 また、宮崎日大の南光太監督は「 これから厳しい世界に入っていくので、ここがゴールではなくスタート。どうやって進んでいくのか、これから本人と沢山話をしながら頑張ってもらおうと思います」と期待を込めてエールを送っていた。

(文・写真=古部亮)