日体大柏は3回戦進出を決めた(写真=多田哲平)
今年のチームも両サイドハーフの突破力を活かしたダイナミックでスピーディな攻撃が光る。根引監督も「去年は去年、今年は今年の強みを活かしてやれている。攻守で主導権を握りたいので、常に相手が困る状況を作れるように、そういうところは成長を感じている」と手応えを口にする。
昨年は全国ベスト8の好成績を残し、2年連続での躍進が期待される。そんな期待を重圧ではなく、エネルギーに変えて勝ち上がりを目指すのが今年のチームだ。
根引監督は「もうウチに限らず、どの学校の誰しもが自分たちの代で全国に出たいと思っているはず。2年連続だろうが、そういうものは関係なく、今年も出たいのは間違いない。そういう気持ちをひとつに、同じ方向を向いて、とにかく一戦一戦やれればいいなと思っています」とまずは次戦を見据えた。
10月22日の3回戦では、幕張総合と習志野の勝者と対戦する。
(文・写真=多田哲平)
▽第102回全国高校サッカー選手権千葉予選
第102回全国高校サッカー選手権千葉予選