残り10分の同点弾のDF坂口康生(3年)からのクロスに合わせた場面については「前半から慶應が引いていたので、マイナスが空くと思い、その瞬間も判断してマイナスのスペースで受けた」と冷静な判断でポジション取りをしてゴールを決めてみせた。その5分後にはこぼれ球を押し込んでの逆転弾。「頭の中が真っ白になるくらい嬉しかったです!」と話し、ゴールした瞬間には応援席に飛び込み喜びを爆発させていた。
準決勝の湘南工大附戦に向けて「3年生最後の大会ですが、それ以上に去年先輩たちが優勝して、今年も''チーム日大藤沢''で絶対に達成さないといけないと思っているので、次も絶対に勝って、決勝に進めるように頑張ります」と力強く意気込みを語ってくれた。
日大藤沢は、11月4日に等々力陸上競技場で14時10分から行われる準決勝で湘南工大附と決勝進出をかけて対戦する。
▽第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第102回全国高校サッカー選手権神奈川予選