決勝ゴールを決めた早稲田実業1年生FWの竹内太志(写真=矢島公彦)

 1年生FWが憧れの舞台でチームを12年ぶりのファイナルに導く決勝点。早稲田実業FW竹内太志(1年)は「チームとして全国出場っていうことを目標にしている。(そのためにも)今日は勝たないといけない試合なのですごく嬉しい」と笑顔で振り返った。

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 第102回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選Aブロック準決勝の国士舘戦。前半は押し込まれることも多かった中で「前線からの守備を徹底しながら、後半自分たちが点を決めるっていうことを意識してやっていた」と話す。

  焦れずに待つと、その機会が回ってきたのが後半25分だ。中盤の攻防戦から右サイドでキャプテンのMF西山礼央(3年)がボールを持つと、ファーサイドのスペースを見つけて走り込み、クロスに難易度の高いジャンピングボレーで奪った。

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▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選