早稲田実業イレブン(写真=矢島公彦)

 11月11日、第102回全国高校サッカー選手権東京予選のAブロック決勝が西が丘で行われ、國學院久我山早稲田実業が12年の時を経て全国切符をかけて激突した。

 いきなり「紺碧の空」が西が丘に鳴り響いた。前半1分に1年生FW竹内太志が2戦連続ゴールを決め早稲田実業が先制。出鼻を挫かれた連覇を目指す國學院久我山だったが、失点後は押し込んでいくもえんじ色の壁に阻まれ、なかなか得点を奪うことが出来ない。すると同28分、MF西山礼央がゴールネットを揺らしここまで4戦無失点の早稲田実業が追加点を奪う。

 試合は結局前半の2点のリードを最後まで守り切った堅守の早稲田実業が令和5年度全国高校サッカーインターハイ(総体)出場校で高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2023 関東2部所属の國學院久我山を下し初の全国大会出場を決めた。

▽第102回全国高校サッカー選手権東京予選
第102回全国高校サッカー選手権東京予選