帝京長岡の歓喜の輪

　「日本クラブユースでも悔しい想いをしたのに、あの悔しさを持って、その後取り組めることができたのかといったら、分からない部分もある」と吐露しながらも、「この悔しさを来年1年間必ず持ち続けて、新1年生やメンバー外選手に伝えて次は昇格を掴み取る」と決意を口にした。　

　この日、広島の地で流した悔し涙が嬉し涙に変えられるように、松坂は帝京長岡の歓喜に沸く姿を目に焼き付けて、来シーズンに向けて歩み出す。

(取材＝古部亮)