主将でCBの石川穂高(3年)が、昨年7月31日の練習中に左ひざ前十字じん帯を断裂し、今大会の予選にも本戦にも出られなくなった。
代わって守備ラインをまとめた佐怒賀は、「終わった時は情けなかったし、悔しかった」と0-4を残念がったが、「うちには力のある後輩がたくさんいる。いろんな舞台で活躍し、優勝してほしい」と果たせなかった悲願を1、2年生に託した。
(文=河野正 写真=矢島公彦)
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