DFと1対1の局面になれば常に勝負。切れ味鋭いドリブルで度々ゴールラインギリギリをえぐり、28分には縦に勝負しPAに侵入したところで倒されPKも獲得した。

 しかし、仕上げのプレーの精度に対しては「えぐるまでは良かったんですが、そのあとの精度は改善しないと」失敗してしまったPKに対しても「下を蹴って浮いてしまった。もっと練習します」と課題を口にした。

 それでもこのタレントが今年のチームの武器なことは間違いない。

 「ここ3年間ずっと国見に負けてしまっているので、国見を破れるように個の力を伸ばしていきたい」

 長崎日大のスピードスターは打倒国見に燃えている。

(文・写真=会田健司)

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