リーグチェアマン坂口照幸氏/右:事務局スポーツマネジメント(株)大木泰介氏

 参入リーグにおいては、県外クラブからのリーグ参入要望も増えたことから『SAITAMA』の枠を超えた形でのリーグを構成する。

 2024年の参入リーグでは、既に埼玉県外から7チーム(東京・千葉・群馬・長野)からの参入が決定している。

 U-15・U-16リーグでは、リーグの推進と参加選手の育成に加え、高校進学を控えた選手も高校サイドも双方が持ち味や特徴をアピールできる環境を作るため、リーグと高校サッカー部との連携を深めていく。

 リーグを牽引する埼玉サッカー3種を考える会の坂口照幸チェアマン(GRANDE FC代表)は「より公式戦に近い形でのリーグ運営からリーグの強度・価値を高め、将来的には各県にこのリーグを広げ、全国大会を開催したい」と語る。

 埼玉県内の地元企業を中心に、リーグ運営を支援する動きも活発化しており、年々賛同する企業も増えている。

 こうした志と活動が、埼玉サッカーのレベルアップに大きく繋がっていくことだろう。