試合は0-0の膠着状態が続く。均衡を破ったのは67分、秘策としてこの試合公式戦で初めて右SHで起用したMF6木村俊楠がDFの一瞬の隙を見逃さず右足を振り抜き豪快に突き刺した。

 「前回、PKで負けている。あんな負け方2度としたくなし、願ってもないチャンスが回ってきたから今回は決着つけようと気持ちが引き締まっていましたね。マイナスになっていませんでしたね」(檜山監督)と見事にリベンジを果たした選手たちを誇らしげに評価した。続けて「これで喜ばずにブロック決勝で勝って厚木北にも勝利で恩返しする。そしてインターハイ出場。狙ってますよ。常に狙って練習しないと…ベスト8やベスト4でいいやとか思っていません。力はないのかもしれないけれどもインターハイ出場を目指していかないと。練習への気持ちの入り方も変わってきますからね」と熱く語った。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選