東洋大牛久が逆転に成功(写真=会田健司)
そして勝負の後半。ギアを一段上げてきた明秀日立に60分に先制を許してしまったが、それでも東洋大牛久イレブンは諦めない。72分、左のMF7櫛田治弘(3年)がボックス内右に走り込んだFW9宮本海翔(3年)へ絶妙な浮き球を通すと、宮本がバウンドに右足を合わせ豪快にネットに突き刺し同点ゴール。途中出場の3年生が大仕事をやってのけた。
残り8分で追いつき、1-1のまま試合は延長戦へ。延長前半には、GK1伊藤颯(3年)のファインセーブも飛び出しピンチを凌ぐと、延長後半に入り92分、MF6稲葉陽(3年)がインスイングで蹴った左CKが相手のオウンゴールを誘発。遂に2-1の勝ち越しに成功した。
この時点で、残り8分+ATを凌げば勝利の状況。しかし、そこから守備陣が明秀日立の猛攻を受けると、残り1分となった99分にまさかのPK献上。これを決められ、すぐに延長戦が終了。2-2でPK戦に突入した。
PK戦では2本目と3本目を止められてしまい、2-4。東洋大牛久にとっては勝利が目前だっただけに悔しい敗戦となった。
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