古河一イレブン(写真=古部亮)

 全国高校選手権出場回数9回。78年、80年度は頂点に全国の頂点に登りつめた古河一。あれから約半世紀が過ぎ、茨城県の勢力図は大きく変わった。現在は、近年茨城県をけん引する鹿島学園、明秀日立に次ぐ第三極を目指す古河一。今大会は惜しくも準決勝敗退となったが、今年の2月に行われた令和5年度茨城新人戦(新人選手権大会)では17年ぶりに優勝を果たし名門復活に向けての確かな一歩を刻んだ。

 「まだ少しプラスアルファーの努力の部分が足りないですね。もっとフィジカル的にも技術的にも自信がつくぐらいやらないと。そしてもっとカラーを出していかないといけないと感じています」(髙﨑監督)

 かつて栄華を誇った古河一は間もなくやってくるインハイ予選で89年度以来の全国の檜舞台を虎視眈々と狙う。

(文・写真=古部亮)

▽令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選
令和6年度関東高校サッカー大会茨城予選