守備陣もGK佐々木智太郎、CB坂本航大、SB上原悠都(以上3年)が8強に進んだ昨年度の全国高校選手権に出場。ボールを保持する時間が長いだけに、守備担当者の負担も軽い。不用意なボールロストからの速攻やセットプレーに細心の注意を払えば、失点のリスクは少ないだろう。
昨季の西武台は2年生主体のチーム編成だっただけに、その面々の成長が組織力向上に直結。竹内奏海、鈴木洸晴(ともに3年)はいずれ劣らぬ得点力を誇るFWで、速さと強さも兼ね備える。右MF藤木浩人(3年)はチャンスメーク役を忠実にこなし、外から豪胆にアタックする。今年3月にU-17日本高校選抜入りした谷口輝、187センチの田中恒太(ともに3年)で編成するCBは堅ろうだ。
2月の新人大会は武南とタイトルを分け合い、関東大会予選はプリンスリーグ参戦のため出場していないとあり、4大会ぶり9度目の優勝に照準を合わせる。
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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選