前半から成田は得意のスピードと高いフィジカルを活かして、セカンドボールの回収から攻撃の起点となり、青森山田ゴールを脅かした。県内公式戦で20年以上勝ち続けている青森山田の対抗勢力1番手・野辺地西は王者相手に対して引くことなく、多くのチャンスを作ったが、決めきれず。後半に青森山田にゴールを許し0-1で敗れた。

 「今年はシーズンが始まってからチームの成長を感じていて、今日は勝てるチャンスがあったので悔しいです。青森山田の試合を見て、どこでボールを受ければフリーになれるかは掴めていたけど、決定力のなさが出てしまった。でもこの試合を通して、全員がやれていた中で、決定機も山田よりも多かったと思う。また練習から頑張って成長していきたい」と前を向いた。

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▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選