MF6福本一太(写真左)
この指揮官の判断で福本が蘇る。中盤底で相手の攻撃の芽を摘み、更には攻撃のスイッチを入れるパスを供給。息を吹き返したチームは福本のパスを起点にその後2得点。2-0で勝利を収めた。
試合後、「目標にしていたのは全国だったので、達成できて嬉しいです」と、チームを勝利に導き喜びを噛みしめた福本。
そして「今大会は練習していることがいっぱい出せているので、良い戦いができている。去年、一昨年は前に蹴って強さで勝負するサッカーでしたが、今年は一人ひとりできる選手が多くいるので、パスで崩せる」と1年生から出場機会を得た福本は今年のチームへの手応えをそう表した。
さらに「プリンスが始まってから無敗でやれている。負け癖は付けないでおこうと話している。どの試合も粘り強く戦えていたので、勝ち癖は戻ってきている。全国でもベスト4や優勝を狙えるぐらいの実力があるとは思うで、全員でもっと上を目指してやっていけたら」とこのチームは高いポテンシャルを持っていると語った。
【次のページ】 阪南大高を支える大黒柱MF福本一太、今年は「全国でもベスト4や優勝を狙える」(3)
▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)大阪予選