「前半は相手をリスペクトしすぎてゴール前に行けなかった」

 知らず知らずの内に自分たちのペースを失いかけていた。それを見逃さなかった菅野光裕監督の「自信を持って繋いでもっとチャレンジしていこう」の言葉に送り出されると、46分のFW9北村恒晴のゴールを機に前半は相手に負けていた声も出る様になった。自分たちのストロングポイントを発揮し、前がかりになる相手の攻撃にも身体を張ってボールを奪い、手薄となった相手の裏を大胆なサイトチェンジとカウンターで狙い、そして見事に勝ち切った。

【次のページ】 相模原弥栄キャプテンDF原田泰地「全国行って弥栄が強いところを見せたい」(3)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選