Bチームで臨んだ5月の県総体(関東大会予選)では優勝した日大明誠に0-2と敗れた山梨学院。その悔しさをピッチで味わったオノボは「山梨県のチャンピオンを取り返す」という強い思いを持ってAチームに昇格、そして自らのゴールでそれを取り戻し全国の扉を開けた。

 インターハイ本戦では昨年末の全国ルーキーリーグチャンピオンシップでも対戦した尚志東山徳島市立を始め多くの強豪校が待ち受ける。

 「相手はどこも絶対負けないって気持ちで来ると思います。それに負けないように自分の気持ちを見せたい。プレミアやプリンスの強豪チームが揃いますが、自分の持ち味のヘディングの高さやスピードを武器に活躍して日本一を取りたいです」

 オノボフランシス日華は誰よりも熱い気持ちを持って全国のチャンピオンを目指す。

(文・写真=西山和広)

▽令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選
令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選